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真鍮は銅と亜鉛の合金で、耐海水性や耐摩耗性に優れています。 耐海水性が優れるのは、表面が酸化することで保護膜を形成し、内部腐食を防ぐことから。 真鍮のキラキラした光沢は、年月を経ることで真鍮ならではの深みのある色調に変化。 経年優化を楽しめる素材であり、真鍮磨きで磨くことで再び光沢を取り戻すこともできます。 さらには、リサイクルが容易な「エコ金属」でもあるのです。
マリンベルの表面仕上げには、「ヘアライン仕上げ」と「鏡面仕上げ」の2種類あります。 「ヘアライン仕上げ」は、旋盤加工によって表面に髪の毛のように細い筋が規則正しくできる仕上げのもの。 映り込みがなくマットな質感です。 「鏡面仕上げ」は、「ヘアライン仕上げ」の製品を、バフ研磨機で表面に綺麗な光沢がでるように研磨したもの。 鏡のような映り込みがあるのが特徴です。
手前がヘアライン仕上げ、奥が鏡面仕上げ
船舶丸窓のほとんどは船舶の規格に準じて製作。 そのため製品には、耐海水性や耐衝撃性が求められます。 アルミ鋳物合金には、厚みもあり耐海水性に優れたAC7Aを採用。 ガラスは透明強化ガラスを使用し、波の衝撃にも耐えうる堅牢なつくりとなっています。 さらには、耐海水性・酸化防止のためにアルマイトメッキを施し、最後はガスケットパッキンやガラスを組み込み、 必要な場合は水圧検査をして完成となります。
海水や衝撃に耐えうる製品を追求
アルミ製の船舶丸窓はアルミ鋳物合金(AC7A)ーーアルミニウムにおもにマグネシウムを添加した合金ーーでできています。 マグネシウムが酸化しやすいため鋳造性(鋳物の加工性)が良いというわけではありませんが、 耐海水性に優れているため船舶用部品によく使用されている素材です。 また、ケイ素をほとんど含有しないため表面処理が美しくなるという特徴も備えています。
船舶丸窓は各行程で鋳物職人・旋盤職人・バフ加工職人・組み立て加工職人とその多くをハンドメイドで仕上げていきます。 手作業なので、傷や鋳物特有の巣と呼ばれる小さな穴、アルマイトメッキの色むらがある場合がありますが、製品機能が劣るわけではありません。 ひとつとして同じものにならないハンドメイドの「個性」「味」として、ご理解いただきますようお願いいたします。
職人の手作業で仕上げていきます