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About Us

営業時間:午前10時〜午後5時

About Us モノづくりの現場から

マリンベルができるまで

マリンベルが出来るまで

marinebell MOKUの製品は、熟練した職人の手によって一品ずつ造られています。 多くのお客さまから支持される「ハンドメイドの味わい」が、どのようにして生まれるのか。 ここでは、数ある製品を代表して、マリンベルの制作工程をご紹介します。

about us

マリンベルの原型である鋳物は大阪府にある鋳造業者によるもの。 成形に必要なのは、かたどる木型、溶かした金属、金属を冷却する土、そして伝統の技です。

マリンベルが出来るまで STEP1

真鍮は銅と亜鉛の合金で、耐海水性や耐摩耗性に優れています。 耐海水性が優れるのは、表面が酸化することで保護膜を形成し、内部腐食を防ぐことから。 真鍮のキラキラした光沢は、年月を経ることで真鍮ならではの深みのある色調に変化。 経年優化を楽しめる素材であり、真鍮磨きで磨くことで再び光沢を取り戻すこともできます。 さらには、リサイクルが容易な「エコ金属」でもあるのです。

戦前より稼働している機械と熟練した職人の勘

鋳物の中心位置を探るのは、戦前より稼働している機械と熟練した職人の勘のみです。

歴史を感じさせるプレート

歴史を感じさせるプレート。この機械は今なお現役です。

マリンベルが出来るまで STEP2

NC旋盤(数値制御旋盤)を使って、マリンベルのフォルムを整えます。 加工中に外れないよう強い力をかけてベルを回転。 厚みのある箇所から削っていき、最終的には全体を均等の厚さに仕上げていきます。 作業時間はわずか。ざらざらとした鋳肌の状態だったマリンベルが、完成型へと進化していく工程です。

NC旋盤での加工

NC旋盤での加工はあらかじめ組んだプログラム指令によって行われます。

NCの工程

NCの工程を経ると鋳物の不具合も判明。鋳物のむずかしさがうかがえます。

マリンベルが出来るまで STEP3

ベルの造形美ともいえる円形を整えた後は、フライス盤でヘッドの直線部分を加工します。 直線に削り取った箇所は、ヤスリを丁寧にかけてきれいに面取り。 角に丸みをつけることで、接触した時に発生する怪我防止の効果も。 安全面でも細心の注意を払って、マリンベルは造られているのです。 フライスの行程はサイズ300のみとなります。

フライス盤での加工

直線方向はフライス盤で加工。ヘッド部分の上部と横4面を削ります。

面取り工具を使って丸く仕上げます

鋭角のままでは危ないので面取り工具を使って丸く仕上げます。

マリンベルが出来るまで STEP4

フォルムが完成すると、つり下げるための穴開け、音を鳴らす打ち子の装着など、機能面の工程に入ります。 つり下げるための穴の径はサイズに応じて変わります。 右の写真は直径が17mmの穴を開けています。

ドリルで一気に穴を開けます

ヘッド部分の中央につけた目印めがけてドリルで一気に穴を開けます。

打ち子は内側の天井についているU字型の金物に引っ掛けます

打ち子は内側の天井についているU字型の金物に引っ掛けます。

マリンベルが出来るまで STEP5

船上で音を伝えるのがベル本来の目的なので、1m離れた距離で110デシベル出すことが検査に通る基準。 検査は日本船用品検定協会の管理官立ち会いのもと、無響室で行われます。 最後はお客さまの要望に応じて船名などを刻印。 中央の文字を決めてから左右に振り分けて彫っていくのですが、ここでのコツも職人による長年の勘なのです。

検査

車のクラクション(前方2m)が110デシベル。ヘッドホンは要装着です。

アルファベット、数字、漢字を用意しています

字母はアルファベット、数字、漢字を用意しています。

長年培ってきた職人の技と製品への想い。marinebell MOKUのラインアップすべてに通じる特徴です。
大量生産のプロダクトでは味わうことのできないハンドメイドの妙を、是非お楽しみください。